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【ぬ】ヌード
あいうえお・・・【ぬ】
お題・・・たとえば、【ぬくもり】・・・・なんて書きたいところだけど、
お題【ヌード】w
○○年前の1月15日。
晴れの成人式。
友達達が華やかで綺麗な着物に包まれ、
大人になったお祝いをしている中、
20歳の私はヌードになった。
これは、私の母親の案。
『みんな着物を着るみたいだけど、佑香は裸になりなさい』
なんて母親だw(汗)
と、思ったものの、今はとても感謝している。
『20歳といえば、人生の中で一番美しい時なんだから、
着物なんかで隠さずに、この一番綺麗な瞬間を記念に残しなさい』
まだ幼いながらも、「なるほど。それもいいかも・・」と思った。
知合いのカメラマンの方に依頼して、たくさん撮影してもらった。
今のところ見返すことはまだナイけど、
とっても綺麗に撮ってもらったのを覚えてる。
そういえば、そのせいかもしれない。
美という意味での『老い』に対して、恐れなどがほとんどナイ。
今の自分に自信満々だからとかそういうのでは全くなく、
若さに対する羨望や執着が本当にナイ。
当時美容業界にいた私はアンチエイジングを大いに謳っていたにも関わらず、
その頃、お客さんだった方々すべてが望んだ、『若い肌を取り戻す!』という
あの執念を思い出すと、いま明らかに異質なものを感じてる。
少しでも若くいたい、と思うのが普通だとは思うのだけど。。。
そう思わないのは、
綺麗な瞬間をしっかり記憶に刻んだ、あのヌード写真のおかげかもしれない。
何においても、
「あの頃に戻りたい」という想いがまったく湧かない。
いつを振り返っても、今がイイ。
30代の自分、
40代の自分、
50代の自分、
60代の自分、
・・・・
それぞれに、さらにどんどん深く、
いろんな出来事を味わいながら生きれるのだから、
こんなに嬉しいことはナイ。
過去に楽しい時間があったのは確かだけど、
そこに執着するのではなく、
『これからナニが起こるだろう!?』
というワクワク感のほうがが断然イイ。
過去よりも、今を楽しもうっ♪
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