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メリークリス
マス
あいうえお【め】
お題【メリークリスマス】
クリスマスといっても、
そんな特別な想いも思い出もナイけど、
ちょっとタイミングがピッタリだし♪
子供達はいいですね〜、もうすぐサンタがやってくる。
私の子供時代、サンタなんて一度も来たことありません(笑)
不思議だとも思わなかったのは、おそらく今みたいに
サンタが来ることが当たり前じゃなかったからだと思うケド。
でも、たとえ今みたいに、サンタが当たり前な時代だったとしても、
たぶん、来なかったと思います(笑)
私の両親は、何というか、行事ごとをほとんどしない主義だった(汗)
毎年の行事ごとって、『季節感』を味わえるなかなか良いものだと
大人になった私は思うケド、
『季節感は、自然で味わえ』的な家風でした。
だから、自然へはよく連れてってくれましたね。
海に山に、キャンプやハイキング、散歩から旅行まで、
そういう楽しみは結構味あわせてもらいました。
旅行といっても、テーマパークなどではなく、やっぱり大自然的なとこ(笑)
人間、育てられたように育つワケで、大人になった私も、
散歩に行くにも旅行に行くにも、やっぱり自然の中ばかり。
人工的なテーマパークや人込みがスッカリ苦手になってしまった。
あと、行事ごとも含め、どこか宗教めいたモノを
一切受付けない親だった。
そうそう、
高校はミッション系だったのですが、
入学式当日、同行してくれた母親は、
校内にある講堂で行われたミサの最中、
気分が悪くなり、ひとり座り込んでいた(汗)
私的には、その厳かな雰囲気がなかなかいいじゃん♪と感じたのに、
母曰く、「眩暈がした:汗」とのこと。
宗教的なことは大嫌いなのにも関わらず、
母は、見えないモノが見える人だった。
母が体験してきた不思議な話もよく聞かされた。
自分を産んだ親が言うことだから、子供はそのまま信じてしまう(汗)
見えない世界が存在するということは、
もう幼い頃から当たり前のように認めていたと思う。
ただ、脅かしたりする類のものは、嫌いだったけど。
その当時も、よくそういう系のテレビ番組があってたんですよね。
あーゆーのは、キライだった。
母はよく、体験した戦時中の話や、ナチス・ドイツの、
ヒトラーの残酷な話も語って聞かせてました。
それも、ドキュメントの本に載っている写真を見せながら。。
今、その本は手元にはナイけど、
ガス室に送られる女性や子供の長蛇の列は、まるで実体験した記憶かのように
頭に残っています。
人間がどうして、こんなに残酷になれるのか、
幼い心にとんでもない地獄絵図を描かせてくれてました(汗)
そういう親達から、家訓といえるほど強く伝えられたことは、
【いかなる宗教にも属するな】
ということでした。
そして、とても可愛がってくれた大好きな祖母がくれた形見は、
『どの宗派でもなく、すべての教義の大切な部分だけを抜粋した経本』
イヤでも、囚われるワケにはいきません(汗)
好奇心旺盛ですから、いろいろ齧りに行きますが、
囚われることには、とても敏感に育った感じ。
でも、これは今はとても感謝してる。
何にも囚われない自由を満喫できる、
という幸せを教えてもらった。
生きてるだけで、ただでさえ様々な枠がありますからね、
不必要な枠や、抜け出すことが困難な枠はできるだけ避けたいモノです。
何一つ枠がなくても、自分であることには変わりないワケで、
枠がなくては生きられないような人生は歩みたくないし、
そんな他力的な世界は、到底真実とはかけ離れたものだと思ってます。
すべての答えは自分の心の中にある。
気付くべきものは、目の前にある。
気付かせてくれる助けは、すべて目の前に揃ってる。
決して枠ではなく、自分自身。
・・・って、クリスマスの話が、何でこんなことになったんでしょう??
よくわかりませんが(^^; せっかくのお祭り気分、
思う存分楽しんでしまいましょうっ♪
メリークリスマスっ☆
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