方位の測り方

吉方位取りに使う八方位の分け方は、大きく分けて2通りあります。

八方位というのは、
東・西・南・北(四正)の4つと、それぞれの間にある
北東・北西・南東・南西(四隅)の4つ、の計8つの方位のことです。



これらのそれぞれの幅を何度にするのか?という違いが2通りあって、

一つは八方位全て45度均等に分けるやり方。

もう一つは四正である東西南北は各30度、四隅の北東・北西・南東・南西は各60度

全部45度か、30度60度に分けるか。
個人的には全て均等に45度で分ける方を採用していますが、どちらの考え方も一理あり、私などには「こっちが正しい!」なんてとても言えません。
なので、吉方位取りを実行する際は確実な部分だけを選びます。

八方位それぞれの中心から左右15度を取り、1方位全て30度
45度派にも30度60度派にも合うように、曖昧な部分は全部削るw
これで間違えなくその方位になりますね。

もちろんこれは目的地を自分で決められる場合だけですよね。
転勤やその他、目的地を自分で決められない場合も多いです。
そんな時は均等に45度を採用しています。もしくは方違えというのを使っています。
(方違えについては後ほど書きますね)

方位の測り方

今はあちこち方位さんのサイトがとっても便利でそちらばかり使っています。
何年か前からGoogleマップじゃ無くなったのが非常に残念w
それでも広範囲で見ることができるのでとっても助かっています。

これまでは、方位をみるのに使っていた道具に、透明の方位盤があります。易学書専門店でも購入しましたが、A4サイズで小さいw(涙)

なので自分で作ってました。
とっても簡単にできますよ。

透明の、文具の下敷きみたいな素材(PVC?)を35cm×35cmくらい買ってきて、それに油性ペンで方位線を描くのですが、

  1. 中心を決め、赤色で中心から上に1本線を引きます。(赤色が無い場合は点線で)
  2. 今描いた線から分度器で左右22.5度測り、黒色の実線で引きます。
    この時!中心を突き抜けて下まで全部引きます。
  3. すると北方位45度と南方位45度が完成しましたよね?
    上の方に「北」下の方に「南」と書いて下さい。
  4. あとはその黒線から各45度ずつ測って線を引いていけば全部完成です。

各45度の方位盤完成♪
できればこの時に、先ほどお話しした30度ずつの範囲を示す点線などを引いておくといいですよ。

では早速、この方位盤を使って、方位を測ってみましょう!

  1. 地図を広げ、自宅(極)を見つけます。
  2. 自宅(極)から北方位へ、地図に線を引きます。
    地図に北を示す記号がありますよね?これと平行の線を極から北へ鉛筆で引きます。
    地図上の北と、磁石が示す北は違います。方位取りは磁北を使いますので今から修正します。
  3. 各地の偏西度から極の地域を選びます。
  4. 極と、極から引いた鉛筆の線に分度器を当てて、先ほどの偏西度数を(西側へ)測り、
    極から赤線を地図に引きます。(北が上になっているので西は左側です)
  5. 地図の上に方位盤を重ねます。今引いた地図の赤線と、方位盤の北を示す赤線(または点線)を合わせます。

これで、自宅(極)からの八方位が一目瞭然ですね!
あとは行きたい方位の範囲内で目的地を決めたり、または決まっている目的地がどの方位にあるのかすぐに分かりますね。

また、この時に目的地までの道順や距離なども合わせて見ておくと良いですね。
上手く吉方位と関わるためには出来るだけ方位内を進むのが理想的です。

最後に、
もし目的地が捨て方位の15度の間にあるとか、使いたい方位が使えないという場合、方違えをします。

【方違え】とは、前もって違う吉方位へ動き、そこから改めて行きたい方位を使うことです。

例えば、ある日ある時間の東方位を使いたい!でも東には海しかない!
という事もありますよね?

その場合は、前日、もしくは何日か前に、西寄りに動いておきます。
そして当日、その場所から東の吉方位を希望通り行う、というやり方です。

極を変えるという感じのやり方ですが、まぁそれもアリなのかなと思います。
その場合、変更した極にしっかり根付くような行動が必要な気がします。(何日か留まるとか…)

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